歯科開業をお考えの方

居抜き開業と
新規開業の違い

-Difference-

物件情報イメージ
トップ歯科開業をお考えの方居抜き開業と新規開業の違い

居抜き開業と新規開業の違い

歯科医院の開業を行うにあたり、経済条件やコンセプトなどさまざまな要素を考える中で、皆さまから特に悩まれ、ご相談をいただくことは開業物件の状態です。
同業者が入っていた物件で開業する居抜き物件、何もない状態から準備する新規物件など、状態はさまざまです。
昨今、歯科開業にあたり居抜き物件を検討されることも増えてきました。
設備や内装をそのまま使用する居抜き物件での歯科医院開業は、初期投資コストを大きく削減することができます。
しかし、低投資で出来る一方で使い勝手など、居抜き物件での医院開業は注意すべき点もあることも事実です。
ここでは、居抜き物件や新規物件との違いやメリット・デメリット、物件の見極めポイントなどを解説します。
歯科の居抜き開業とは イメージ

居抜き開業とは

歯科の新規開業とは イメージ

新規開業とは

居抜き開業とは

居抜き開業とは、歯科医院である前テナント(借主)が退去する際、物件内装・設備・造作を撤去せずに置いていったものを引き継ぎ開業することです。
歯科の居抜き開業とは イメージ

居抜き開業のメリット

引き継いだそのままで開業をする場合、内装デザインを考えることや工事等を行わなくてよい、以前の歯科医院で利用していた器材や配管などを利用することができます。
そのため、新規物件と比較すると初期費用が抑えることが出来る・コストの削減・早期開業が可能、開業準備の工数削減などが期待できます。
このほか、以前あった医院の患者の来院が期待できる、歯科医院があったことを既に認知されているといった効果も期待できますが、退去された理由や近隣での評判、退去から経過時間によってはデメリットにもなりかねませんので十分に確認が必要です。
MERIT

居抜き開業のデメリット

居抜き物件の場合、内装や配管などが決まっていますので、自分好みにしたい場合は自由度が限られています。
自分の使い勝手に合わせて動線を変更したり、内装を行う場合などは当然ながら費用がかかってきます。
また、全ての設備がそのままで利用が難しく、大きな工事は必要なくとも修理が必要な場合もあります。
結局追加で改修する事となり工事費用がかかる場合もありますので、契約締結前に細かい箇所の確認を怠らないことが大切です。
一般的に居抜き物件に残されている設備には「造作譲渡契約」という契約あり、設備を買い取る場合があります。新しい設備を通常通り購入するよりは低価格ですが、ごくまれに設備の良し悪しに関わらず「立地がいいから」という理由で高額な買取額を提示される場合があります。
DEMERIT

居抜き物件開業でのチェック項目

居抜き物件での歯科医院開業のメリット・デメリットを把握した上で、物件選定時に少なくとも以下のチェックを行いましょう。
CHECK POINT

新規開業とは

過去に歯科医院がなく、文字通り新しい場所で開業することです。
一般的に「スケルトン」と呼ばれる状態で準備を進めます。スケルトン物件とは、中身が何もない状態、建物の内・外装の仕上げと設備機器がない躯体(くたい)のみの物件です。新築物件、既存物件の場合でもいずれにも当てはまります。
歯科の新規開業とは イメージ

新規開業のメリット

新規開業物件の場合、コンクリートの壁・柱しかない状態ですので、まっさらな状態から内装・デザインをこだわったりトレンドに合わせたりと自由度が高く、コンセプトに沿ったご自身の思い描く医院を作ることが出来ます。
歯科医院の運営にあたり、院内の空間も大きなポイントとなります。スタッフや患者様の導線の無駄をなくした設計やレイアウトが可能になるため運営の効率化にもこだわることが出来ます。
また、これまでに歯医医院ではない場所・歯科医院がなかった場所にオープンしますので、その地域に新しい人の流れ創出し、地域医療へ貢献につながる活動となりえます。
MERIT

新規開業のデメリット

スケルトン物件の場合、内装工事だけに限らず、電気設備や空調設備、水回り等の設備工事なども行う場合がほとんどです。そのため、居抜き物件と比較すると工期を必要とします。打合せなどの準備期間を含めて時間を要しますので、余裕を持って取り組む必要があります。
居抜き物件の場合もそうですが、準備段階から賃貸契約期間として家賃は発生する状況ですのでなるべくスマートにできるように注意しましょう。
そして上述の通り、スケルトン物件の場合、内装や機器設置など全ての工事を行わなければなりませんのでその分の費用が発生します。理想のカタチにしたいあまりに初期投資が高くなりすぎて、開業後の負担にならないよう、計画的に進めましょう。
また、今までに存在しない場所で新しく開業しますので周辺地域の方々へ周知する必要があります。
DEMERIT

新規物件開業でのチェック項目

新規物件での歯科医院開業のメリット・デメリットを把握した上で、物件選定時に少なくとも以下のチェックを行いましょう。
CHECK POINT

居抜き開業・新規開業で共通すること

居抜き物件で開業、スケルトン物件で開業、予算と理想のバランスを意識しましょう。
初めての開業の場合、理想が大きく膨らんでしまいがちです。予算の都合上、妥協せざるを得ない部分が出てくることがあります。そのため、実現したいことに優先順位を決めることで調整することが出来ます。またあらかじめ工事会社へ予算の条件を伝えておくことで調整していただけます。
CHECK POINT

まとめ

居抜き物件、新規物件のメリットデメリットはそれぞれです。
居抜き物件で開業、スケルトン物件で開業、予算と理想のバランスを意識しましょう。 一般的には居抜き物件のほうが低コスト・安定した開業できると認識されていますが、全ての物件が該当する訳ではありません。スケルトン物件のほうが低コストで収まる場合や、結果的に安定した継続に繋がる場合も十分にあります。居抜き物件のほうが投資額をかけないでよいという理由だけでなく、居抜き物件での開業、新規物件での開業の選択は総合的な視野をもち、多角的に判断することが重要です。

上手な「物件の探し方」には知っておくべきノウハウがあり、それを知っているだけで早期に物件が見つかり、時間を有効に使うことができます。

お問合せ

-Contact-

ご質問・ご相談など、なんでも
お気軽にご連絡ください。
ご相談は無料です。

お電話でのお問合せ

06-6562-5341

営業時間:10:00~18:00 / 定休日:土日祝

お問合せ

-Contact-

ご質問・ご相談など、
なんでもお気軽にご連絡ください。
ご相談は無料です。